弁護士になるには最短で何年くらい掛かる?また最短ルートは何?

弁護士になるには司法試験に合格する必要があります。ただし司法試験を受験するには一定の資格が求められ、法科大学院に通って卒業するか又は司法試験の予備試験に合格しなければなりません。

法科大学院は一般的に3年間ですが、予備試験は受験資格がないため能力さえあれば1年ほどで合格する方もいるでしょう。

予備試験も司法試験も5月から始まり合格発表まで1年ほど掛かるため、日程を考えると最短でも2年で、合格後司法修習が1年間行われます。したがって、弁護士になるには予備試験を受験して、3年弱が最短ルートでしょう。

弁護士になるには最短で何年?

弁護士のイラスト

これから弁護士になりたいと思う人もいるでしょうが、気になるのは弁護士になるには最短で何年かかるか?です。

最短で弁護士になる方法としては、毎年2月におこなわれる一次試験を受けて、5月と7月、そして10月に行われる二次試験に受かれば、最短一年たらずで司法試験に合格します。

そして翌年から翌々年にかけて司法修習生となって、二回試験に合格すれば最短2年7か月で弁護士になれます。

大卒の場合は、4月に法科大学院既修者コースに2年通い、新司法試験に合格し、司法修習生に1年通い二回試験合格すると12月から弁護士になれます。トータルするとかかった年数は3年8か月ということになります。

弁護士になるためには司法試験に合格しなくてはいけませんが、司法試験の受験資格は、受験時に法科大学院の課程を終了しているか、司法試験予備試験に合格した人です。

高卒でも司法試験予備試験に合格すれば受験試験を得ることができます。試験内容は短答式と論文式、そして口述の試験があります。

短答式試験の合格率は19,6%で、論文式試験の合格率は20,4%、口述試験の合格率は91,0%となっています。予備試験は法科大学終了と同じ力が求められているので、独学ではかなり難しいと言えるでしょう。

弁護士になる最短ルートはある?

弁護士になるには非常に困難な道筋を進まないとなかなか難しいです。20代前半の殆どの時間を勉強に捧げる必要があるでしょう。ですので、なるべく最短で弁護士になれるルートを教えてほしいという方は多いはずです。

実は、弁護士になる方法は2つあります。法科大学院に入学して卒業してから司法試験を受けるパターンと、予備試験を受けて司法試験を受けるパターンです。

誰よりも早く弁護士になりたいというのであれば間違いなく予備試験を受けてから司法試験を受けたほうがいいでしょう。何故かと言うと、予備試験を受験ための資格というのは最低でも中学校を卒業していれば問題ないからです。

最短で15歳から予備試験を受験ことが出来ます。もちろん、この試験で問われるのは法科大学院を卒業した人たちと同等の知識を保有しているかどうかなので、難易度はそれなりにあります。

ですが、人によって覚えるスピードは異なりますから、頭の方に自信があるならば是非この方法を選択してみてください。予備試験を受けるのにはもう一つ大きなメリットがあります。

それは本番の司法試験の予行練習になることです。早めの段階で論文試験の対策を行うことが出来ますから、勉強計画を立てやすいというところが魅力と言えます。

司法試験に合格後の就職活動はどうやってする?

弁護士になるためには、司法試験に合格後、司法修習を受けなければならないことになっています。

例外的に特定の公職に在職した経歴から弁護士になる資格を得る別のルートがないわけではありませんが、多くの場合は原則どおりということになります。

もしも弁護士になることが前提の就職活動であれば、司法試験に合格した後、司法修習がはじまるまでの間に内定を勝ち取ることを目標にするのがよいでしょう。

この場合ですが、日弁連が提供しているひまわり就職ナビというポータルサイト、あるいはそれぞれの法律事務所のホームページなどに求人情報がいっせいに配信されます。

また全国各地でも合同の説明会が開催されたりもしますので、説明会に参加をしてみるのもひとつの方法です。通常は求人をしている事務所の情報を得た後で、履歴書や法科大学院の成績証明書などの必要書類を送ってエントリーします。

事務所からは面接などの詳細が伝えられるはずですので、指定にしたがって訪問します。もちろん司法修習の開始以降、就職活動も並行することは可能ですが、たいせつな司法修習のほうに身が入らず、気分的にも不安定になってしまうことがあります。

なので、できるだけ早めのアクションに心がけるのが得策です。

司法試験に合格しても採用されないと弁護士にはなれない?

弁護士になるには司法試験に合格することが欠かせませんが、いきなり弁護士事務所や法律事務所を開業するのは一般的ではありません。法律事務所などに採用されて、弁護士としての活動をスタートする人が多いと思います。

弁護士として働くには、まず仕事の依頼を受けなければなりません。いくら資格があるといっても何の経験もない人には、仕事を依頼しようという気にはならないものです。

ですから、弁護士として働くためには法律事務所などに採用されることが欠かせません。自分で独立開業する場合でも、経験やノウハウが必要になります。

ただ法律的な知識があればいいというわけではなく、依頼者の話を的確に聞き出して最適な解決法を探る必要があります。仕事を得るためにはコミュニケーション能力も必要ですし、自分達の強みを売り込む必要も生じます。

また、事務所を開業するには、事務所を借りたり必要な物を揃えたりとお金がかかります。近年は弁護士同士の競争も激しくなっているので、独立したからといってすぐに仕事が得られるとは限りません。

今まで勤めていた事務所から仕事を回してもらったり、先輩から紹介してもらうなど人脈が役に立つこともあります。そいうった意味でも、人脈を広げることも大切です。