司法試験の合格者の年齢は何歳が多い?平均年齢は20代?30代?

司法試験の受験資格として年齢の上限や下限はありません。非常に難しい試験となるために、何度もチャンレジしてやっと合格できたという方も少なくありません。

以前は、法律以外の一般教養が問われる一次試験が課せられていたために、合格者の平均年齢は30代前半でしたが、法科大学院制度が導入されてからは一次試験が無くなったために、最近は20代の後半と下がってきています。

具体的には2017年及び2018年ともに、28.8歳が合格者の平均年齢となっています。

司法試験の合格者は何歳が多い?

腕を上げる人達

司法試験の合格者に関する情報は、この試験を所管している法務省の公式ウェブサイトなどで公表されています。

これによれば最近の司法試験の合格者の平均年齢は例年28歳程度となっており、旧司法試験の時代とそれほど大きな変化はないといえます。

ただし最低年齢と最高年齢を見ると、10代から70代まで幅広く合格者がいることがわかりますので、合格者数が多い年代の一般的な傾向はあるとはいっても、受験にあたってかならずしも年齢だけを意識する必要はないことも事実です。

現在のような法科大学院制度が導入される以前の旧司法試験の時代には、司法試験の一部として一般教養を問う一次試験が設けられていました。

この試験自体が相当の難関だったため、大学で該当課程を修了して一次試験免除の特典を得た上で本試験に臨むのが常識的な対応でした。

そのため最年少とはいってもおのずと制約があったわけですが、現在では法科大学院に代わる司法試験予備試験の制度が導入されており、これには学歴その他の制限がいっさいないため、10代であっても合格ができる道筋が開かれたといえます。

このようなことから、今後ともやはり平均は20代後半が最多という傾向は続くにしても、若年者の合格事例は増えるものと予想されます。

司法試験を受けるなら20代で受けた方が良い?

司法試験は日本の資格試験の中でも最も難しい部類に入ります。そのため勉強などにも時間がかかりやすいものではありますが、合格者の平均年齢は20代後半となっており、やはり20代での合格者が多いということがわかります。

もちろん受験自体には年齢制限があるわけではなく、高齢での合格者などもいるのは事実です。しかし、やはり若いうちのほうが知識の吸収や暗記をしやすいという事もあり、試験を受けるにあたってプラスになりやすいものです。

長時間の勉強が必要になれば、それに耐えられる体力というものも必要です。また、30代以上になり家庭を持つことになると、家のことや仕事などやるべきことが多くなり自分の勉強だけに集中できなくなってしまいます。

若いうちのほうが自由度や体力などの面で余裕がある場合が多いので、その間に受験を乗り切って行けるようにしたいものです。

そのうえ、合格した後、弁護士などとして活動するという事を考えると、就職活動や仕事ができる期間の長さといったところから、若いほうが有利になると考えられます。

どこかに就職するのであれば若いほうが採用可能性が高いでしょう。合格だけではなくその後のことも考えると、出来るだけ早く受験を検討したほうが良いでしょう。

司法試験を30代で受けるのは遅い?

30代は人生80年の時代にあっては、半ば近くに差し掛かろうとするタイミングの時期です。就職している場合でも中堅幹部クラスとして活躍される方も多く、独立して起業している方もいたりします。

こうした30代で司法試験を受験するのはありかという点に関しては、生涯教育の言葉もあったり、幼い時の人を救いたい夢を実現する上でも遅くはないのは確かです。

30代になって円熟の時期になり、逆に若いころと違い、勉強に精が出て容易に合格できるレベルに達してしまう方もいます。

しかも司法制度の改革の中でも合格しやすい環境も整備されているため、学生時代に挫折した司法試験に果敢に挑戦してみるのもありとなります。

もっとも社会人として就業しながら司法試験に目指すことになりますので、勉強時間も限られてくることもあり、難しい点はあります。

なお司法試験の合格者の年齢を見ると、上は67歳、下は19歳という具合に幅も見られ、高齢者でも合格者を出していたりします。そのため30代で司法試験の合格を目指すのは遅くもなく、十分に目的意識をもって勉強して受験すれば良いです。

合格者になれば企業に勤めている方の場合、それが昇進のための評価になったり、職場でもなくてはならない人材になったりして、今後の人生を豊かにする可能性もあります。

司法試験に10代で受ける事は可能?

司法試験を受けるためには、法学部の卒業などが必須条件だと思っていませんか?ですが法学部を卒業していないという方でも、司法試験を受けることは可能です。

ただし実際に受験をするためには、事前に司法試験予備試験に合格しておく必要があります。この予備試験には年齢制限なども存在していないので、高校生など10代の方が受験することも可能です。

実際に高校生のうちに司法試験予備試験の合格者になって、司法試験に18歳で合格したという方もいます。もちろん10代で合格することが可能といっても、試験の内容が簡単というわけではありません。

法律に関する知識だけではなく、一般教養など幅広い知識が求められます。合格者になるためには、試験対策を行うことが必要不可欠です。ここで問題になるのが、どのように試験対策を行っていけばいいのかという点です。

試験対策の方法には、独学だけではなく通信講座やスクールの利用などさまざまな選択肢があげられます。選択肢について理解したうえで、自分に合った形で学習を進めていきましょう。

司法試験を10代で受けることが可能といっても、勉強せずに挑んだら問題がほとんど解けずに受験料の無駄遣いになるかもしれません。しっかりと対策を立てたうえで試験を受けることが大切です。